パートナー(相手)が悪いのか

最近、感じることがあります。
パートナー(彼氏彼女)の愚痴、文句、悪口を言う人が多すぎる。

なぜ、そんなにパートナーのことを悪く言えるのかわかりません。
自分の大切な人の悪口を言って、何か得るものがあるのでしょうか。

失うモノはあれど、得るモノなどないはずです。

それでも多くの人は、なぜか自慢話かのように悪口を他人に言いふらします。

そろそろやめませんか?

自分の求めていることと違うことをした?
自分の求めていた言葉と違うことを言われた?

すべて自分の思い通りなんて無理です。傲慢の極みです。

結局は他人

いくら愛する人でも結局は他人です。育ってきた環境も当然違います。経験や感じ方、嬉しいこと、嫌なこと、すべて違います。まったく違う人間なのです。
さらに、男女の性差もあります。男性と女性では脳の構造自体が違うといわれています。

そんな、自分とは全く違う他人と一緒にいようとするわけですから、すべて上手くいくなんてことは絶対にありません。必ず衝突が発生します。

そんな時は、一旦考えてみてください。

「自分にとっての正解は相手にとっての正解だっただろうか。」

腹が立つことなんて当然あります。なんでなん!?!?ってことなんてよくよくあります。
でもそんな時は必ず一旦考えます。

相手はなぜこの行動をしたのだろう、忙しかった?体調が悪かった?もしくは、知らなかったり気づいてなかった?

まず、一旦相手の行動の理由を考えます、いっそ聞いてみるのもいいかもしれません。

結局は他人です。考えも感じ方も本当のところはわかりません。

自分本位から二人本位へ

相手の文句や悪口を言っている人は、自分の思い通りにしてくれなっかたり、期待してたことをしてくれなかったり、自分の嫌なことをされてしまった、そのようなことがキッカケで文句や悪口が出てきているのではないでしょうか。

これが「自分本位」です。

逆に、相手の行動や立場、気持ちを認め、理解して物事を考える。

これは「相手本位」だと思います。

さて、「二人本位」とはなにか。
造語ではありますが、二人を基準にした考え方です。
自分が優先、自分が正しいというわけではなく、
相手が正しい、相手の気持ちが優先というわけでもありません。
お互いの気持ちが大切でどちらも正しい。
二人ですり合わせしながら基準を揃えていきましょう。
という意味で、私は二人本位という言葉を使っています。

先にも述べた通り、夫婦であっても、彼氏彼女の関係であっても、自分とは全く違う人間が一緒にいるわけです。考え方、感じ方が全く違うわけです。
自分の基準で相手を見ていては不満も溜まる一方でしょう。
逆に相手の基準に合わせてばかりだと、自分が自分でなくなってしまうのではないでしょうか。
だからこそ二人でたくさん話して、できることは協力して、得手不得手を共有しつつ、相手の状況と自分の状況を確認しながら、価値観や基準をすり合わせながら揃えていく「二人本位」という考え方が必要だと私は考えます。

悪口、文句は何も得るものはない

相手が悪いのではない。悪口や文句を言っている自分が悪いわけでもない。
二人で基準のすり合わせをするシステムが二人の間で構築されていないことが悪いのです。

悪口や文句を言っても何も得ることはありません。
その無駄なエネルギーを、二人の基準のすり合わせの時間に使ってはいかがでしょうか。

いっぱい二人で話して基準を構築してみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました