仕事と家事育児の両立なんて無理

そう、両方完璧にこなすなんて無理なんです。体は一つしかないのです。
それを認識した上で仕事と家事育児を上手くこなさなければなりません。
任せれるところは任せて、協力できる所は協力して、妥協できる所は妥協して、サボれる所はサボってしまっても構いません。
一つの体をどのように使うか、時間配分、力配分をしなければなりません。

両方完璧は諦めた

私は仕事も家事も育児もすべて完璧にこなす、全部サボることなくやり切る。
世の中の男性のイメージを覆すような夫になる。と、最初は意気込んでしました。

仕事と家事だけならできました。でも、育児が始まると、そうもいきませんでした。
どうしても育児をしっかりしようすると仕事を抑えないといけなくて、
逆に仕事を今までどおりしようとすると、子どもと関わる時間、育児の時間を確保できなくなりました。

完全にナメていました。世の男性はもちろんですが、女性も実際に育児をしてみるまでは、育児を甘く考えています。子どもが可愛い以上に大変なことが多いのです。
うまくいかない。寝れない。正解がわからない。寝れない。可愛い。寝れない。
そして、寝れないが故に、ミスが増える。うまくいかない。そしてイライラする。
当然、環境が急に大きく変わるので、パートナーとの協力体制が構築されていません。
大変すぎるのです。

今までと同じように仕事をこなしながら、追加で育児も完璧になんて無理なんです。
産休、育休明けの最初はできるかもしれません。でも継続なんて無理なんです。
仕事も育児もマラソンみたいなものです。ずっと継続的に走り続けなければいけないものです。
普通なら体力の回復に当てれる時間を違う競技に当てていたら、最後まで走り続けることなんてできません。

そう、私は限界を感じ、倒れかけた時に、このことに気づきました。

選択と決断

選択を迫られます。
仕事を抑えるということは、キャリアに影響します。職場のまわりの人たちからの評価も気になります。当然、お金の問題もあります。
育児を抑えるということは、家庭に大きく影響します。パートナーの負担は増え、子どもと関わる時間も大きく減ります。

私は迷いましたが、仕事のキャリアを捨てることにしました。転職を決意しました。

私にとっては仕事でのキャリアより、家庭でのキャリアの優先度合いが高かったからです。
決して子どものためとかではなく、育児、子育てという、子どもが生まれてから約20年続く人生の大きな時間をどのように使いたいかをしっかり考えたうえで、自分のために、育児がしやすい環境の仕事を選んで転職しました。

皆さんそれぞれ、家庭環境は違うので、様々な選択はあると思います。
お金の問題、年齢、仕事や家事育児の夫婦間での協力体制など様々な状況を考えなければなりません。

しっかり家族で話し合って、選んだ選択を最善にしていくしかありません。

理想と現実は違う

すべて完璧なんて無理です。人間の数も手の数も目の数も限られています。体力は年々落ちていきます。

サボってもいいのです。悪いことではありません。大切なことに全力を注ぐために、サボるのです。

大切なのは選択です。今何がどのくらい必要なのか、必ず夫婦、家族で話し合って決めて、選択するしかありません。

理想と現実は違います。現実を考えて、時には諦めるという選択も考えてみてはいかがでしょうか。

大切なことに全力を出せるように。

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