待つ時間の確保

家事育児

育児では「待つ」時間が大切です。
子どもは、なにをやるにしても時間がかかってしまいます。
当然です。大人とは比べ物にならないぐらいの経験不足と身体の成長がまだまだ出来上がっていません。
できる側(大人)からしたら、できない側(子ども)を見ていると、もどかしい気持ちになると思います。そんな時、どれだけ我慢して待ってあげれるかが腕の見せどころです。

想定の1.5倍の時間は確保する

時間の確保は重要です。大人が焦っていると、子どもに伝わります。
焦ると、できることもできなくなってしまうなんて経験は大人もあるのではないでしょうか。

子どもは、時間というものはわかりません。大人が管理してあげるしかありません。
子どものチャレンジは成長に必ず必要です。しっかり時間を確保してあげましょう。
失敗することも想定しておかなくてはいけません。余分に時間を確保しましょう。

ほとんどの方が焦るのは朝ではないでしょうか。
やることが多くて大変だと思います。待つ時間を確保できない時もあるとおもいます。

そんな時はしっかり言葉で子どもに伝えてあげましょう。
「今日は時間が作れなかった。ごめんね。」と

事前準備が大切

当然ですが、準備は大切です。
準備の準備と言うのが正しいかもしれません。
時間を確保するために、大人は自分達の準備や用事を素早く終わらせる必要があります。
そのために、事前準備を欠かしてはいけません。子どもが活動する前にできる限りの準備を終わらせておきましょう。それは夜寝る前でも、朝早起きしてでもかまいません。物品準備やお出かけ先の情報収集など、できることはできるうちに。

また、子どもがやりたがる事に対しても、事前準備は欠かせません。
さり気なく着替えの服を用意しておいたり、鞄にいれる物を並べておいたり。
お出かけ先では、何をしたら次に行くか事前に説明しておくことも大切です。
最初はうまくいかない事が多いと思いますが、子どもの傾向を観察しながら、ベストな準備方法を探っていく必要があります。

事前準備で、待てる時間を増やしましょう。

終わりに

子どもが頑張って何かをやろうとしている事を、大人の時間の都合で中断させたり、諦めさせたりするのはもったいないです。
時には失敗もするでしょう。大人は子どもの失敗に、また余分に時間を取られます。
後処理、謝罪、子どもとの「なぜ失敗したのか」を考える時間。親にとってはかなりストレスのかかることだと思います。でも、それも待つ時間です。しっかりチャレンジして、成長すれば、必ずできるようになります。

子どもの成長や行動は時間がかかります。大人は心と時間に余裕をもって、しっかり待ってあげましょう。

私は子どもの、できなかったことができた瞬間の顔がとても好きです。
皆さんはいかがでしょうか。

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