ついに息子のイヤイヤ期が我が家に到来しました。育児をしていると必ず通る道です。
これは、子どもが自己主張を覚えるための必要な期間と言われているそうです。
大人には辛い期間だとおもいます。親が子育てが嫌になるという意味でもイヤイヤ期と言うのかもしれませんね。
我が家では、イヤイヤ期という言い方をやめました。
『自己主張訓練期』
我が家では自己主張訓練期と呼ぶようにしています。
イヤイヤ期だと、子どもが、ただ単にイヤイヤ言っているような気がしませんか?
でも自己主張訓練期だと
「これは自己主張というものを習得しようとしている」
という感覚に少しはなりませんか?
少しの気持ちの違いですが、この少しが大切です。
子どもへの声のかけ方
この時期の声のかけ方はすごい悩むポイントだと思います。
なにを言っても「イヤ」と一蹴りされます。これはかなり大人の心を疲弊させます。
よく「子どものイヤという言葉や気持ちをまず受け入れてあげましょう。」なんて言われますが、そんなの綺麗事で、実際は時間は迫ってるしこっちもイライラしてくるし、受け入れる余裕なんてなくなってしまいます。親だって人間です。
そうは言ってもいられません。しっかり対応はしないといけません。
そこで、大切なのPDCAです。
Plan・準備
Do・行動
Check・評価
Action・改善
P:まずは事前準備です。事前に子どもに予定を話しておくのはもちろん、その日の行動を複数通り考えてトラブルに対応できるようにしておきます。
D:そして実際子どもとの一日を過ごしてみます。
C:一日の終わりに上手くいかなかったことを振り返ってみましょう。
A:子どもの傾向に合わせた改善を考えます。大人のイライラしてしまった傾向にも目を当ててみるとなおよしです。
そして翌日また準備をはじめます。
毎日繰り返していると、傾向やどんな声掛けが効果的か等がわかってくると思います。子どもによって効果的な声掛けは様々です。子どもと自分に合った声のかけ方を見つけていくしかありません。
ただ、物で釣る声掛けと「置いていくからね」等の脅迫の声掛けはNGで考えておくといいと思います。
結局は大人の心の余裕が大切
自己主張訓練期は必ず訪れる一時的な育児のイベントです。
大人にとってはこの期間は大変な時期ですが、この期間をイベントだと思ってどれだけ楽しめるかが大切です。もうゲーム感覚でもいいかもしれません。
ただ、楽しむためにはイライラしていてはいけません。
大人の心を健康にしておく必要があります。
夫婦で協力して、子どもから離れる時間(休暇時間)をしっかり確保しましょう。
しっかりパートナーにも任せて、夫婦でこの難しいゲームを一緒に楽しみながらクリアするぐらいの気持ちでいいぐらいです。
大人はしっかり睡眠時間を確保して、しっかり栄養のある食事を摂って少しでもイライラしない体調を作って、子どもの自己主張の習得のサポートをしてあげましょう。
終わりに
子どものすべての「イヤ」を聞き入れるのがいいわけではありません。自己主張する中で良し悪しの判断も身につけてもらわないといけません。ダメなことはしっかり嘘なく説明して伝える必要があります。
癇癪などおこしてる場合は落ち着いて話を聞ける状態になってから説明してあげるといいです。
言葉はまだ理解してないから説明してもわからないなんて思うかもしれません。でも、内容がわからなくても、説明されていることはわかるはずです。それが大切です。
どうしてもこの時期は、予想外のことが頻発し始めます。今までは親の言われるまま、抱っこされるがままだったのが、自己主張し始めるので当然です。
時間に余裕を持った行動が必要です。予定を詰めず、余白のある毎日を心がけましょう。
この期間は子どもの訓練期間であると共に大人の訓練期間でもあります。
大人はこのタイミングで予想外の出来事への対応能力を習得して行きましょう。
子どもも成長。親も成長。そんな期間にできるといいですね。
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