男性が育休を取るにあたって、心配事の一つがお金の問題だと思います。私も一人目の子どもの時はお金の心配があり、育休という選択をしませんでした。
でも、勉強したり、経験したりしてわかったことがありました。
多少の貯金の切り崩しは必要ですが、育休の1年と翌年の1年間、合わせて2年で考えるとお金の心配は、そこまで大きく考える必要がないということです。
もちろん社内での出世には多少影響が出かねないですが、そこは復帰後のがんばり次第でなんとでもできるでしょう。
育休翌年の出費が減る
育休開始の月にもよりますが、翌年の出費がかなり減ることがあります。
育休中は社会保険から給付金がもらえますが、給与収入がありません。給料による年収がガクッと下がるということです。すると翌年、安くなったり、必要なくなったりする出費があります。
・税金
まず、住民税が下がります。「出産一時金」「出産手当金」「育児休業給付金」は収入として扱われないので、収入がかなり減ることになると思います。すると所得も下がり、翌年に払う住民税が下がります。
・保育園料
育休明けから、子どもを保育園に預ける家庭が多いと思います。保育園の料金は住民税の金額で決まります。自治体にもよるみたいですが、だいたいが4月から8月は一昨年の住民税額で、9月から3月は昨年の住民税額で決まるようです。なので、育休復帰後は、保育園の料金がかなり抑えられるケースが多いのではないでしょうか。
この2つが抑えられるだけで、育休明けの翌年はだいぶ楽になると思います。
増える金額と減る金額
子どもが生まれると、育児に必要なあれこれを購入しなければなりません。相当な金額になってしまします。一人目の子だと、10万20万はすぐに飛んでいきました。
しかし、私の家庭では、お金がかからなくなったものもありました。
・家族で外食が減る
・友達と遊ぶ時間が夜から日中になる
・友達と遊ぶ回数が激減する
・遠いところに行かなくなる 等
交際費にあたる金額が子どもが生まれてからガクッと下がっていました。
家に赤ちゃんがいると、どうしても自分の自由な時間が減るので、時間や回数、場所は限られてしまいます。夜は、お風呂や寝かしつけやはもちろん、自分たちの睡眠も確保しなければいけないので、遊びに行くなら日中のランチが増えました。
家族での外食も子どもが生まれる前と後で全然回数が違います。
赤ちゃんがいると、どうしても行動に制限がかかり、結果的に遊びにかかる金額が減りました。
一回飲みに行くと5千円6千円飛びますが、それがなくなれば、その費用を子ども用品で使えます。なので意外と子ども用品を買ってもお金が苦しいなんてことにはなりませんでした。
終わりに
子どもが生まれると生活が激変します。お金の使い方もかなり変わります。
しっかり夫婦で話し合いながら、家族のお金の使い方を決断するのが良いと思います。
夫婦で育休はかなりおすすめです。
コメント