「初めての育児で必要なものとか、揃えといたほうがいいものって何かある?」
友達から、よく聞かれます。
私は必ずこう回答しています。
「旦那側の家事能力と必要な時にすぐ動ける足の軽さ」
これは、夫婦で全力で育児した結果、私が感じた育児開始で必要なものでした。
育児を行う上で、どうしても母親にしかできないことがあります。授乳はもちろん、なぜか母親の抱っこでしか寝てくれない時もあったり、母親が抱っこすれば泣き止むなんてこともあります。だからって母親側に任せきりでいいという事ではありませんが、どうしても母の力には勝てません。ですが泣かれても挫けずしっかりお世話し続けることで、母と父の差なんてゆっくり埋まっていきます。
ただ、それまでは時間がかかります。結局、男性は授乳はできません。父親になれても、母親にはなれません。そこで何ができるか考えた時、それは「家事」でした。
家事は当然男性でもできます。産後の女性の体はボロボロです。運動量の多い家事は体が元気な男性がやるほうがいいです。いや、やるべきです。
出産前に男性は家事のレベルアップをしっかり行いましょう。出産後「あれどこ?これどこ?」なんて起こらないように、しっかり準備をしなければなりません。
もうひとつ、必要なことがありました。それは「足の軽さ」です。
育児をしていると、トラブルなんて日常茶飯事です。急に体調崩すのも当たり前。急になにかが必要になって、買いに走るなんてこともよくあります。そんな時、腰が重くては話になりません。すぐに、動き出せる足の軽さを持っておかなければなりません。
出産前が大切
夫婦で育児をスムーズに進めれるかどうかは、出産前で決まります。
夫婦間、男性と女性では、必ず妊娠中に子どもが生まれるという実感や責任感の差が大きく開いてしまいます。自分の身体に変化があるのとないのでは全然違います。これは、生物として仕方ないことであり、認めなければいけない事実です。
その事実を踏まえた上で、夫婦でたくさん子どもの話をするといいです。子どもが生まれた後のシュミレーションを夫婦間でたくさん話をしましょう。しっかり時間を作ってしっかり対話を重ねましょう。しっかり話を重ねると、ちょっとずつ自分はなにができるか、何をすべきか、夫婦間での役割や出産前に準備しておくべきことがわかってくるはずです。
おそらく、男性と女性では出産に対してそれぞれ違った不安や心配事があると思います。その、それぞれの不安や心配な事をしっかり共有しておくことも大切です。
男女で、夫婦間で、子育てに対しての気持ちや意識は、スタートから差ができてしまう事を認めて、それに対しての対策や差を埋めるためのコミュニケーションをしっかりとるようにするべきではないかと、私は子育てを経て感じました。
必要な物は子どもによって違う
出産前に揃えておかなければいけない物はたしかにあります。
・母体のケアに必要な物
なにが起きるかわからないので、ネットで調べたり、出産経験者に聞いて無駄になってもいいので、しっかりすぎるぐらい準備するべきです。
・新生児の清潔を保つもの
おむつやおしりふき、あとガーゼは大量に使います。ベビーバスとベビーソープ、爪切り、綿棒ぐらいあれば、問題ありません。
・ベビーウェア
肌着6枚ぐらい、ロンパース4枚ぐらいで十分です。季節と洗濯頻度次第で枚数は考えます。
・寝具
大人の布団は窒息の危険があるので、敷布団はあったほうがいいです。
・チャイルドシート
車に乗るなら必ず必要です。事故が起きてからでは遅いです。
・哺乳瓶とミルク
いくら完全母乳の予定でも、男性も育児するなら絶対必要です。
以上、これだけが最低限です。
他の物は子どもや、家の環境、季節によって違います。欲しいと思った時や、必要になったタイミングで、すぐに買いに走れる、旦那側の足の軽さが出産後は必要です。
間違った物を仕入れないように夫婦間でのコミュニケーションも忘れてはいけません。
最後に
子育ては、当たり前ですが、夫婦間での情報共有の習慣がしっかりできていることが大切です。
そしてそれは、妊娠中にしっかり習慣化をしとかなければなりません。
結局のところ、子育てでひつようなものは、夫婦間でのコミュニケーションだということです。
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