家庭のお金はGDP

そろそろ各家庭のボーナスシーズンが到来したのではないでしょうか。
何を買おうか、貯金しておこうか、ローンの返済でサヨナラなんて家庭もあるかと思います。
今回はお金のお話です。

「お金」は、生きていくうえで切っても切り離せない存在です。
現在、日本ではお金なしに生きていくことは困難です。そしてお金は幸福度にも直結します。子どもの将来の選択肢の幅にも関わってきます。そんな大切なお金の話し、家庭で話しをしていますか?

私のまわりの夫婦では、意外と話しをしている人が少なかったです。「お金のことは妻に任せている」「お金は嫁が管理している」なんて昔からよく聞く言葉が返ってくることが多いです。
私の家庭では考えられません。

お金は幸せとの引換券ですが、一歩間違えればトラブルの種です。
お金でトラブルにならないように、しっかり夫婦で話しをして夫婦で管理するべきだと、私は思います。

家庭のお金はGDP

GDPと言っても国内総生産のことではありません。

G:GRASP 把握する
D:DISCUSS 話し合う
P:PLAN 計画

夫婦でしっかり把握して、しっかり話し合って、計画を立てていく必要があるということです。

把握:G
家族のお金なので、どちらかが把握しとけばいいなんてことはありません。任せるなんて無責任です。一人で背負うべき責任ではありません。気付いたときには思ってた状況と違ってトラブルにもなりかねません。夫婦お互いが常に把握していて、すぐにどちらかが問題に気づけるようにしておかなければなりません。しっかり把握する環境をつくるのが大切かもしれません。

話し合う:D
夫婦はお金の価値観をすり合わせる必要があります。もともとは全く違う環境で生活いた二人が一緒に生活するようになったのですから、お互いに必要なものや欲しいものは違ったりします。お金の使い方が違うのです。そこで大切なのは「話し合う」ということです。それぞれの価値観を相手に知ってもらって、相手の価値観を知って、お互いの価値観をすり合わせていく必要があります。トラブルになる前に、不満が生まれる前に、手遅れになる前に、しっかりお金について話し合ってみてはいかがでしょうか。

計画:P
家族で計画を立てて、共有して、定期的に点検する必要があります。どうしても定期的に大きなお金が必要だったり、急に大きなお金が必要になったりします。急な出費に備えて生活防衛資金として、いくらかは貯金しておかないといけなません。子どもの養育費も節目ごとに大きな出費が到来します。他にも車の乗り換えや家の修繕や引っ越しなど、定期的に来る想定可能な大きな出費に備えておく必要もあります。短期的な資産の計画と長期的な資産の計画を立てて、お金の使い方や貯め方などを修正しながら、たまには計画も修正しながら家庭のお金を運用してみてはいかがでしょうか。

終わりに

昨今、物価は上昇傾向です。ただ貯金しているだけではお金が減っていく時代になってしまいました。

10年前に貯金した100円、当時はハンバーガーが買えました
現在その100円を銀行からおろしてハンバーガーを買いに行ってもお金が足りなくなっています。
これがお金が減る(お金の価値が減る)ということです。

今は、ただ貯金を頑張ればいいという時代でもなくなりました。私達の親世代とは全然違います。
自分たちで調べて、考えて、計画を立てていかなくてはいけない時代です。

しっかり夫婦で話す機会を作ってみてはいかがでしょうか。

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