まだまだ、女性が家事育児を率先して行うのが当たり前という価値観をすごく感じます。
これは、男性がそう思っているというより、女性側にその価値観が色濃く残っているように感じます。
よく、会社の女性社員や保育園で会うお母さんたち、昔からの女性の友達などと家事や育児のことについて話すことがあります。そこで私が料理やお金の管理や育児での出来事を話すと、だいたい返ってくる言葉があります。
「奥さんめっちゃ助かってるんじゃないですか?」
その時、いつも思います。「助けてない。一緒にやってるだけ」言わないですけど。
皆さんと話していて、やはり女性自身が「女性が家事育児を率先して行って、男性は家事育児はサポート役」という価値観があるんだなと日々感じます。
旦那が家事育児を手伝ってくれない
よく女性から聞く言葉の一つです。女性自身が「家事育児は女性がメインで行うものだ」という価値観の象徴的な言葉ではないでしょうか。
家事育児は女性の仕事で男性はサポート役みたいな言葉ですよね。主婦の場合は家事はすべてこなさなければならないと思います。それが仕事なので。ただ、育児は違います。育児は親の仕事です。
夫婦でこなさないといけない仕事です。
私は男性とも女性とも話す機会が多いのですが、やはり女性側が男性の家事育児という仕事をする機会を奪っているように感じます。やる気のない男性も一定数いますが、どちらかといいうと手を出せなくなったと言う男性が多い印象です。自分でやるほうが早いとか、綺麗とかの言い訳をならべて男性の経験を積む機会を奪ってしまった結果だと思います。
アップデートが必要
男性の家事育児に対する価値観はもちろんですが、女性の価値観もアップデートが必要ということです。
あるアメリカ人の女性と話す機会がありました。彼女は強い口調で言っていたことがあります。
「日本人の男性はかわいそう。自分の子どもの世話をする機会を妻や会社に奪われる。世話をすれば文句いわれる。本当にかわいそう。」
女性の社会進出は昨今メディアや国会でも話題になって、少しずつですが、制度改革も進みだしてアップデートに動いている印象です。
ぜひ、男性の家庭進出も男女共に心のアップデートしてみてほしいところです。
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