私の家庭では子育てで睡眠を重視しています。大体決まった時間に子どもたちを寝かすようにすべてタイムスケジュールを組むようにしています。
育児に関する本や保育に関する本によく書かれていました。どんな習い事や勉強させるより睡眠で生活のリズムをしっかり作るほうが、子どもの脳がよく育つらしいです。
今は習い事などで寝る時間が遅くなってしまうことの方がリスクだと考え、私たちは習い事に通わす選択肢を消しました。
まずは土台作り
幼児期は土台作りだと考えています。
土台とは、体や日常の生活リズムのことです。体や脳は決まった生活リズムと日中の遊び、そして夜の睡眠、あとは食事で出来上がっていきます。その中でも、最も大切なのは睡眠です。
睡眠で記憶の定着や日中の遊びで使った体を回復し、より強固にしていきます。
勉強や習い事も悪くはありませんが、いくら文字や数字の勉強をさせても、また小学校で同じことを教わります。習い事も経験としては悪くありませんが、土台ができていない体では思うような成長は難しいでしょう。
保育士の友人がこのようなことを言っていました。
「乳幼児期の習い事は子どもへの投資にはならない。親である自分たちの時間や話し相手を作るための投資です。乳幼児期は習い事より、親と遊んで様々な経験をする、そして夜はしっかり寝かすほうが十分な子どもへの投資になる。」
投資先を間違わないようにしようと心に決めた言葉でした。
量より質。でも睡眠は量が大切
量より質なんて言葉をよく聞きます。当然、勉強やスポーツの練習は量より質の方が大切です。
勉強はがむしゃらにしても、なかなか脳に定着してくれません。
スポーツの練習もそうです。がむしゃらに量をこなしても、上手くなるどころか怪我のリスクまででてきます。
量をこなすのではなく、高い質でこなす必要があります。そこで大切になるのが、休息です。もっと言えば睡眠です。日中の勉強や練習を高い質で行うためには、睡眠で心身をベストな状態にしておく必要があります。
前日学んだ記憶を睡眠でしっかり脳に定着させて、前日使った体の筋肉を回復させなければなりません。前日身につけた物をしっかり次の日に活かすために。
睡眠も質が大切と言われますが、そもそも夜ふかししていては意味がありません。
睡眠は、まず量の確保です。睡眠に当てれる時間を確保しなければ、質を上げても回復時間が足りません。
適切な睡眠時間の確保が日中の質をあげてくれます。
子育ての最も重要なのは睡眠
昔から「寝る子はよく育つ」なんて言葉があります。これはすごく正しいと思います。
いろんな本にも書かれていますが、睡眠を疎かにすると心身共に不安定になりやすいそうです。
子どもの脳の成長にも大きく影響してくるそうです。
親が子どもに求めるのはなにか。
「健康に生きて成長してほしい」これが一番ではないでしょうか。
その他のすべては健康に生きていてこそできることです。
そして睡眠こそが「健康に成長」の土台です。
土台さえしっかりしていれば、上にはいくらでも積み上げることができます。
おわりに
子どもを早く寝かせる生活リズムが出来上がったら、思わぬ副産物まで手に入りました。
子どもたちが寝たあとの、子どもから離れれる時間です。
この時間に夫婦の時間にしたり、個人の自由な趣味の時間にしたりしています。
この時間があるから、親もリフレッシュできて心の安定を得ることができています。
子どもを早く寝かすのは、当然子どもの成長には欠かせない重要事項ですが、大人の心の健康のためにも大切なことなのかもしれません。
何事も土台が大切です。土台(基礎)が不安定でしっかりしていない所に建物は建てれません。体や脳も同じです。土台がしっかりしていないと技術や知識は積み上がってはくれません。
そしてその土台づくりで重要なのは睡眠です。将来のために、まず強固な土台にすることが大切ではないでしょうか。
子どもの将来のために。
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