日本においては、まだまだ家事や育児は女性がメインで行うという価値観が濃く残っています。
それは男性の価値観という人もいますが、私は、女性の方が「家事育児は女性の仕事」という意識が強く、その価値観が色濃く残っているように感じます。
そんな価値観の環境の中、男性である私は家事育児を妻と同等にこなしています。
そんな中、やはりすごく感じることがあります。
お出かけは大変
日本においては、男性が育児する想定になっていない施設や環境がまだまだ多く、やはり価値観が整っていないのです。
例えば、子どものおむつを替える時、少し古い施設や店舗だとなぜか女性トイレにしか設備がなかったりします。
ミルクを作ってあげたくても授乳室に入れず、困ったなんてこともありました。
最近の大型商業施設では考えられないかもしれませんが、古い施設では意外と男性が育児する想定になっていないことがまだまだあります。
情報収集が大変
女性に比べて男性は、圧倒的に育児や子どもの教育に関する情報を収集するのが難しいです。
女性の場合、友人や知人から情報を得たり、情報を調べるキッカケを得ることができやすい環境にいます。まわりに育児をしている人が圧倒的に男性に比べて多いからです。一方男性は、子どもがいても、パートナーに任せっきりだったり、育児の表面的な所しか行っていない人がかなり多いです。女性と同等以上に育児参加しているなんて人はほとんど存在しません。
そのため、ネットで調べたくても検索ワードすらわからないなんてこともあります。
女性と男性では友人からや社内で自然と耳に入る言葉や情報が全然違うので、どうしても男女間で育児に関する情報格差は生じてしまいます。
男性は情報格差を埋めるためには、自分からパートナーはもちろん、女性の友人、先輩などから情報を収集しなければなりません。
終わりに
表面上は男性も育児を積極的にするのが、当たり前の社会になってきましたが、まだまだ根底では昔の価値観は拭いきれていません。女性が社会で活躍するのがまだまだ難しいように、男性が家庭や育児で活躍するのはまだまだ難しいのが現状です。
女性の皆さんには、少し寛容になって理解していただきたい。
男性は女性にくらべて育児をするのは大変だということを。出先の施設の都合やまわりの価値観、そして、まわりから得られる情報量の圧倒的な少なさを。
少し寛容になって理解していただきたい。
男性の皆さんは、努力は欠かさずする必要があります。
自らでの情報収集はもちろん、何事にも事前準備。パートナーとのコミュニケーション。まわりの価値観を尊重しつつ無視する精神力。時には自分のプライドだって捨てないといけない場合だってあります。
まだまだ日本では、男性が育児をする環境が整っていません。昔に比べればだいぶマシかもしれませんが、男女ともに育児は女性がメインで行うという価値観は色濃く残っています。そんな社会なのです。
壁はまだまだ高いということを理解しながらパートナーと協力しながら育児を行っていくしかありません。
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