可愛がり過ぎの弊害

家事育児

最近、嫁と話していて、一つの傾向が見えてきました。

「小学生になって急に扱いが大変になる子どもは、親が小学生までの期間に可愛がりすぎてしまっているかもしれない」

私たちのまわりの小学生子育て中の友達と話したりしていると
「急に言う事を聞かなくなった」
「手が出るようになった」
「わがままが酷くなった」
「情緒が不安定になった」

などの話をよくききます。
そして、そのような話をしている人の傾向としては
赤ちゃんのころから、子どもを「過剰に可愛い可愛い」と育ててきている人たちが多いように感じます。「子どもが生きがい」なんて言っている人もいます。

変化に対応できない

保育園から小学校にあがると、急に自立が必要になりだします。
登下校はもちろん、学校内での友達関係、勉強、学校の準備など。

そして親からも小学生になったんだからと自立のための要求が飛んできます。
宿題しなさい。水筒出しなさい。着替えなさい。早く早くと。
今までやってくれてたことが、急にやってもらえなくなる。
急に何もかも自分でやらないといけなくなる。
当然混乱すると思います。初めての体験です。何も知らない6歳7歳の子どもがすぐに理解して行動できる訳が無いです。

嫁の友達が子どもに言われたそうです。
「お母さんは、僕のこと好きじゃなくなっちゃったの?」
衝撃だったそうです。

今までなんでもやってくれてたのに、急に小学生になったからと言って、やってくれなくなったら、
嫌われたのかな?と思ってしまうのも不思議ではないですよね。
その友達は子どもが生まれてから、子どもを溺愛して可愛い可愛いと育てていたそうです。

大人でも、親しい人の急な態度の変化に戸惑います。子どもなら更にかもしれませんね。

過保護と過干渉

たまに耳にする言葉です。

過保護
子どもが困らないよう常に先回りして手助けをしたり、子どもの言うことをなんでも聞いたりする

過干渉
保護者の理想や期待通りになるよう、子どもをコントロールしようとする

過保護は愛ゆえに、過干渉は期待が強いゆえに陥りやすいのではないでしょうか。

過保護に関しては小さい頃は全然いいと思います。
でも徐々にやめていかなければいけません。急にではなく徐々にです。
急にやめると、子どもは混乱します。小学生になるまでの間に徐々に自立に向かわせてあげましょう。

過干渉に関しては、初めからするべきではないと考えます。
子どもは親の所有物ではありません。親とは全く違う人格を持つ人間です。
あきらかに人として間違った選択や危険な選択をしそうな時は正す必要はありますが、
自分の理想のために、子どもに介入していくのはやり過ぎです。
子どものためと言いつつ自分のためになっていないか再確認する必要があります。

親の役割

親の役割とは?
私は「大人として自立できるように、見守り助けること。」だと考えています。
子どもが可愛いのは当然です。ですが、可愛いからといって、ずっと親の元においておく事もできません。可愛いからなんでもやってあげたくなる気持ちはすごいわかるのですが、それではなかなか自立ができません。親も子どもから自立できていないと言えますね。

工夫次第です。自立に向かう上で注意するのは、先回りしてやらなければいいので、
原則自分でやってもらうが、頼まれたらやってあげる。
頼まれても全部やってあげるのではなく、一緒にやろうと誘ってみる。
時間はかかります。親が先回りしてやる方が早いし、効率もいいでしょう。
当然子どもがゴネる時もあります。イライラしてしまうこともあるでしょう。
でも、それは自立に向かうための投資だと思うしかありません。

子どもに愛を注ぎながら自立させることこそ親の最大の役割なのではないでしょうか。
愛の注ぎ方を間違わないように。

最後に

親の大変さなんて子どもはわかりません。気づくのは大人になってからです。
親の苦労子知らず なんて言葉がありますが、そのとおりだと思います。

可愛いからなんでもやってあげたくなってしまうけど、それを我慢して
時間かかるから先にやってしまいたいけど、それを我慢して
嫌だ嫌だという謎の自己主張にイライラするけど、それを我慢して

親は我慢の連続です。

時間と心に余裕を持って子育てをしなければいけませんね。

生きがいを子どもだけにするのではなく、しっかり他にも生きがいを持って
育児から離れる時間を作って、心をリフレッシュするのも一つの方法ではないでしょうか。

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