「主婦」に統一させていただきます。
最近、主婦という選択を考えるようになって、すごく思うことがあります。
「主婦って様々な分野のプロなんじゃないか」
主婦の仕事をよく考えると、やることの業種がかなり多かったです。
・経理
家庭のお金の管理をパートナーと相談しながら管理する。
・人事
子どもの教育や家族の体調管理など家族の管理。
・総務
家庭を円滑に動かすためのすべて。備品管理から企画管理まで
このようなバックオフィス業務のようなことを行わなければなりません。
そして、当然現場作業も必要です。
・料理
家族のご飯を毎日、栄養を考えながら作る(飲食業)
・買い物
日々の食品、日用品の買い物(仕入れ業)
・掃除洗濯
家の掃除、服や布団などの洗濯(クリーニング業)
・家や家電のメンテナンス
家具家電の維持管理、メンテナンス(サービスエンジニア業)
・看病
こども、パートナーの看病(看護)
全然ここには書ききれません。
当然、できないことなどは外注業者に依頼することもあるとおもいます。しかし基本のできることは自分で行う仕事になるのではないでしょうか。
主婦はかなりマルチに仕事をこなさないといけない、高度な職業だと最近かんじます。
自己マネジメントが大切
主婦は仕事の裁量や質を自分で決めることができます。究極の自己マネジメントが必要な職業ではないかと思います。頭を使って賢く行えば、生産性もあがり自分の時間を、より多く確保できるでしょう。家族の信頼や健康にもつながります。
しかし、サボることも簡単にできてしまいます。サボると自分の首を締めたり、家族の健康や信頼に関わってしまいます。
お願いはされても、指示や命令される仕事ではありません。
自分でスケジュールを決めて、数々の立ちはだかるトラブルに臨機応変に対応していく必要があります。
自己マネジメントの質で家庭の質が決まると言っても過言ではありません。
主婦の責任
主婦の仕事は家のこと全般です。主婦を選択したなら、「パートナーが家事を手伝ってくれない」なんて愚痴は通用しません。それが仕事だからです。
主婦のほうがしんどい、主婦は365日24時間働いていると言うバカがいます。
それは主婦の自己マネジメント能力が相当低いのか、嘘つきのかまってちゃんかのどちらかです。
もちろんパートナーも家事のスキルは一定量は必要です。それは教育と情報共有でなんとかするしかありません。ただ、あくまでも主婦は家事をすべてこなすのが仕事です。責任です。
育児は別です
育児だけは違います。主婦の仕事ではありません。親の仕事です。育児まで主婦に任せっきりのパートナーは親の責任を放棄しています。もちろん家にいて子どもと接する時間が長い分、育児の負担が主婦の方が大きくなるのは仕方ないです。ですが、任せっきりにするのは責任放棄です。
逆もです。主婦が育児を独占してもいけません。パートナーの子どもと関わる権利を奪ってはいけません。パートナーの育児に文句や口出しし過ぎると、パートナーは育児ができなくなります。
夫婦で話し合いながら、それぞれが責任を果たせる工夫をしていかなければなりません。
主婦になる覚悟
主婦になるのは相当な覚悟が必要です。
収入はかなり減りますが、やることはかなり増えます。社会との繋がりは減少します。家族からの信頼しか得られません。仕事の仕方次第では家族の信頼も失いかねません。今まで積上げてきた仕事のキャリアは放棄することになります。
家族の笑顔や成長をやりがいに、完全に自己マネジメントで仕事をこなす必要があります。
ただ、主婦の信頼やキャリアは一生ものです。外での仕事は60歳や65歳で定年を迎えてキャリア終了です。一生ものの仕事だと考えると、すごく魅力的な仕事なのかもしれません。
終わりに
外での仕事も大変。主婦も大変。どちらのほうが大変なんてないです。
主婦も外で稼ぐ仕事も、家庭という会社の中の部署が違うだけです。
すべての仕事に敬意と感謝を。
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